11月7日、初秋の裏六甲の静かな道をたどって、逢ヶ山から有馬三山の湯槽谷山、灰形山へと歩いた。
スタート前、山王神社境内をお借りして出発ミーティングをしていると、地元の方が「逢ヶ山は私有地なので、本当は許可を取ってもらわないといけない」という話をされる。よく聞いてみると、花や実は愛でるだけにして、火の不始末に気をつけてどんどん歩いてほしい、ということで、作業道なども書き入れた詳しい地図をWEBにもUPしたいという話だった。
植林され木が大きく育った山で、たくさんの道があり分かりにくいのでありがたいことだ。
東山橋を過ぎ、目印の黄色い建物の脇から山道に入る。急斜面につづら折りの道が作ってある。
淡々と登るが、最後は直登になって大汗をかいて頂上台地の一角へ。
緩いアップダウンを繰り返すうちに三角点のある逢ヶ山頂上を行きすぎてしまう。次のピークで一休み。
次の高尾山への道も分かりにくいが、木の隙間から山が見えるので間違わず、急なザレた道を慎重に下る。
高尾山頂上も山名の表示があるだけで狭く、昼食は湯槽谷山にする。
六甲山からの道が合し、ようやくほかの登山者に出会った。静かな道である。
湯槽谷山からは激下り。おまけにザレていてなかなか脚力を使う。灰形山も同様。紅葉はようやく始まって時折の黄や赤が美しい。落葉山の妙見堂では鮮やかな紅葉が見られた。