10月30日、秋晴れのもと金剛山へ。大和葛城山と金剛山のコルに当たる水越峠から金剛山に登り、伏見峠から天ヶ滝道を降りて奈良五条側に下る、峠越えのシリーズです。
今回は天ヶ滝道の延長上にあります、登録有形文化財、庄屋さんで薬商の古民家「藤岡家」を合わせ技でたずねました。
往路はダイトレのガンドガコバ林道から入り、途中のカヤンボから清々しいもみじ谷を遡行し、頂上直下の急坂を大汗かいて登り切りました。
沢筋でもあったため、金剛山なのにヘルメットをかぶって行きました。
皆さん元気で声の途絶えることのないぐらいの会話が弾んだせいか、12キロ弱というロングウォークにも関わらず、いつの間にか歩いてしまったという感覚だったように思います。
「藤岡家」は18世紀末の建築で、五条と大阪を結ぶ街道筋に建立され、明治以降の森鴎外など文化人の交流や多数の資料に圧倒されました。