2017年以来、6年ぶりの立山の春山例会を実施した。今回も10名(男性4名、女性6名、今シーズン本格的に雪山を始めたメンバー4名)の大パーティーでの山行となったが、メインの立山三山縦走の日が好天に恵まれ無事成功することができた。稜線から望む雪をまとった北アルプスの山々の眺望は素晴らしく、参加者全員が大満足の様子であった。富士ノ折立付近で固めの雪面をトラバース気味に斜め上に登る個所や雄山の祠の裏側への雪のない岩場の登りなどは前回より難易度が高かったと思われるが、事前のトレーニング山行(8回開催、うち例会5回)への複数回の参加を通じて身に着けたアイゼンワークを発揮して問題なく通過することができた。なお、最終日に予定していた雷鳥沢-奥大日岳の往復は下り坂の天気予報かつ山頂付近で風速20m程度の強風が予想されたため中止とした。
期間中の行動記録は以下の通り。
5/4:移動日
JR西宮駅前…(車、ケーブル、バス)…室堂~雷鳥沢、テント及び小屋泊
5/5:立山三山縦走
4:30雷鳥沢テント場~6:16剣御前小屋~7:17別山~8:20真砂岳~10:04大汝山~10:34雄山~12:04一ノ越山荘~14:30雷鳥沢ヒュッテ(行動時間10時間、各地点での10分~40分の休憩含む)、テント及び小屋泊
5/6:移動日(奥大日岳の登頂中止)
雷鳥沢~室堂…(バス、ケーブル、車)…帰宅